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阪本研究所 SK laboratory

静岡県下田市 撮影出張 「伊豆と下田半島の魅力」その3 天城越えトンネル(2023年5月12~14日)

旧天城トンネル

 

川端康成の短編小説『伊豆の踊子』や、松本清張の小説『天城越え』をはじめ、この場所を一躍有名にした石川さゆりが唄う『天城越え』の中で、近くの寒天橋やわさび沢などとともに直接的な歌詞としては天城隧道として登場するその場所が、伊豆を代表する観光名所となっている『旧天城トンネル』です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

映画「天城越え」 予告編

 


天城越え 予告編

 

静岡で印刷屋を営む小野寺のもとに、田島と名乗る老人が、県警の嘱託で「天城山殺人事件」という刑事調書の印刷を依頼しに来た。

 

原稿を見て激しく衝撃を受けた小野寺は十四歳の頃を思い浮かべる。小野寺は十四歳のとき、母の情事を目撃し、それまで彼にとって、神であり恋人であり、亡き父を裏切った母が許せず、静岡にいる兄を訪ねて一人で天城越えの旅に出た。少年は素足で旅する若い娘ハナと出会い、並んで歩いた。少年は美しいハナに母の面影を感じる。

 

ところが、道中、ハナは一人の土工に出会うと、無理矢理に少年と別れ、男と歩きだした。気になった少年が後を追うと、草むらの中で情交を重ねる二人を目撃する。その土工が殺された。ハナが容疑者として逮捕される。土工と歩いているところを目撃した者もおり、彼女は土工から貰ったと思われる金も持っていた。さらに、現場には九文半ほどの足跡があり、ハナの足も九文半だった。

 

警察の取調べに対し、ハナは土工と関係して金を貰ったことは認めたが、殺しは否認した。売春宿の女だったハナは一文なしで逃げだし、金が必要だった。結局、ハナは証拠不十分で釈放された。彼女は真犯人を知っている様子だか、頑として口を割らず、事件は迷宮入りとなった。田島老人はそのときの刑事だった。「九文半の足跡を女のものだと断定したのが失敗でした。犯人は子供でした」と老人は語る。

 

そして、犯人である子供の動機が分らないと続ける。犯人は、少年=小野寺であった。少年はハナと土工の情交を見て、母が犯されている……そんな思いが浮かんだ。ハナにも、少年と天城を肩を並べて歩いているうちに、彼の純粋な気持ちが伝わったのだろう。だから、目撃した事実を口にしなかったのだ。刑事だった老人は、三十年ぶりで小野寺が真犯人であるという推理に達し、印刷を依頼に来たのだ。しかし、もう時効であった。

 

 

川端康成伊豆の踊子」と松本清張天城越え

 

清張の「天城越え」は康成の「伊豆の踊子」と同じ伊豆・天城を舞台とし、登場人物の設定には似通ったものがあります。「伊豆の踊子」の学生が踊子に会い、天城山道を抜けて下田方面へ歩き進むように「天城越え」の主人公も、また「伊豆の踊子」が書かれた1926年に同じ地を越えます。

 

違うところは主人公が高校生ではなく、16歳の鍛冶屋の倅であり、この小説とは逆に下田街道から天城峠を歩いて、湯ヶ島を通り、修善寺に向かいます。

 

清張が純文学の康成の作品に対抗した形となっています。

 

 

 

 

伊豆の踊子(予告篇)

 


伊豆の踊子(予告篇)

 

 

大正末期、作家川端康成の基点となった名作文学の映画化。伊豆を旅していた学生の水原(高橋英樹)は、旅芸人の一行と知り合い、道中をともにするように。中でも、一行の中の少女・薫(吉永小百合)の初々しさに、水原は惹かれていくのだが…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日米近現代史研究家 渡辺 惣樹(わたなべ そうき)先生

 

2023年5月、下田へ遊びに来ました。そこで渡辺先生が自ら運転でここまで連れてきて下さり、このトンネル内で様々なことを解説して頂きました。先生の幅広い知識には感銘します。

 

 

 

 

【そうきチャンエル】👇 

 

阪本研究所として、息子さんの映像制作会社「Leo Studio Production」をサポートさせて頂いております。

渡辺 惣樹 - YouTube

 

 

 

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静岡県下田市 撮影出張 「伊豆と下田半島の魅力」その2 白浜神社(しらはまじんじゃ)(2023年5月12~14日)

静岡県下田市 撮影出張 「伊豆と下田半島の魅力」その2 (2023年5月12~14日)

 

 

 

 


白浜神社の海岸 所在地 :静岡県下田市白浜2740

 

 

 

白浜神社(しらはまじんじゃ)

 

2400年以上の歴史を誇る伊豆の国、最古の宮
白浜大浜海岸と白浜中央海岸の間に位置する、伊豆最古、2400年の歴史をもつ古刹。正式には伊古奈比咩命神社(いこなひめのみことじんじゃ)で、鎮座地に因み白浜(濱)神社と通称されています。

 

総檜造りの本殿には、縁結びと子授けの神様の伊古奈比咩命と、商業と漁業の神様である三島大明神、見目、若宮、剣の御子を祭っています。主神の女性神、伊古奈比咩命は、三島市にある三嶋大社三嶋大明神の后神で、女性としての美しさを備え、穏やかで優しい神様です。

 

 

 

所在地 :静岡県下田市白浜2740
アクセス 伊豆急行伊豆急下田駅」から東海バス白浜方面行きで10分、「白浜神社」下車すぐ

 

 

 

 

 

 

 

 

YouTube「もぎせかチャンネル」👇
茂木 誠(もぎ まこと)先生は、日本の作家、コメンテーター、予備校講師。YouTuber。駿台予備学校N予備校世界史科講師。

 


安徳天皇の神剣、アークの謎/剣山に登る02

 

 

 

 

 

 

YouTube「そうきチャンネル」👇日米近現代史研究家 渡辺 惣樹(わたなべ そうき)先生

 


【そうきチャンネル】反NATOデモ ウクライナ戦争の真相 日米近現代史研究家 渡辺 惣樹(わたなべ そうき)23.001 #渡辺惣樹 #わたなべそうき #そうきチャンネル

 

 

 

 

日米近現代史研究家 渡辺 惣樹(わたなべ そうき)先生

 

 

2023年5月、下田へ遊びに来ました。そこで渡辺先生が自ら運転でここまで連れてきて下さり、旭滝内で様々なことを解説して頂きました。先生の幅広い知識には感銘します。

 

 

 

 

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静岡県下田市 撮影出張 「伊豆と下田半島の魅力」その1 三倉山(2023年5月12~14日)

静岡県下田市 撮影出張 「伊豆と下田半島の魅力」その1 三倉山(2023年5月12~14日)

 

三倉山(みくらやま)

 

神が降りてくる山を「かんまみ型の山」と言われます。このような形の山は奈良県にたくさんあります。三輪山など。

 

古代の人々は、沈みゆく夕日を拝み、称える為仰ぎ見ることが出来るくらいの高さの山がちょうどいい。あまり高すぎると見上げてしまうことになるので、微妙な高さが良い。

 

この太陽が沈みゆく直線状には、神社や遺跡など神に関するものが存在すると言われる。

 

 

 

大阪(JR俊徳道)を出発、熱海駅へ、そして下田へ向かう。

 

 

 

 

伊豆急下田駅」に到着

 

 

 

JR俊徳道駅から下田駅までのんびり普通列車(約10時間)
合計運賃9390円

 

 

 

 

 

 

 

渡辺惣樹先生と茂木誠先生 YouTube動画撮影(Leo Studio Production)

 

 

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安徳天皇の神剣、アークの謎/剣山に登る02

 

 

 

 

 

 

下田メディカルセンター 増山局長の素晴らしいバイク

 

 

 

 

 

 

 

伊豆半島ユネスコ世界ジオパーク」👇

 

 

 

 

 

2023年5月13日 下田市グローカルCITYプロジェクト講演会    下田と伊豆半島の魅力「世界の中の下田と歴史の宝庫伊豆を語る」

 

 

 

 

 

 

 

稲田朋美先生 自民党衆議院議員

 

 

稲田朋美 - Wikipedia

 

 

日米近現代史研究家 渡辺 惣樹(わたなべ そうき)先生

 

 

2023年5月、下田へ遊びに来ました。そこで渡辺先生が自ら運転でここまで連れてきて下さり、旭滝内で様々なことを解説して頂きました。先生の幅広い知識には感銘します。

 

 

 

 

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渡辺 惣樹 - YouTube

 

 

 

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Keisuke Kuwata Collection 桑田佳祐 コレクション YouTube

Keisuke Kuwata Collection 

 


CROSSROADS / Keisuke Kuwata

 


FUN FUN FUN / Keisuke Kuwata

 


TEARS IN HEAVEN / Keisuke Kuwata

 


NO REPLY / Keisuke Kuwata

 


お政治オバチャン / Keisuke Kuwata

 


I FEEL FINE / Keisuke Kuwata

 


Please Please Me The Beatles / Keisuke Kuwata

【そうきチャンネル】『コ〇ナ治療薬・レムデシビル』・WHO/厚労省、どちらを信じる? 日米近現代史研究家 渡辺 惣樹(わたなべ そうき)

コ〇ナ治療薬・レムデシビル WHO/厚労省、どちらを信じる?

 

 

 

日米近現代史研究家 渡辺 惣樹(わたなべ そうき)先生のYouTube動画のスクリプトです👇

 

 

ある高名な医学者の講演を聞く機会がありました。

 

その学者は、コ〇ナの病のメカニズムを見事なロジックで説明してくれました。

 

 

 

そのうえで、この病を引き起こすウィルスはすでに重篤な症状を引き起こせないほどに変異したことを、統計データを使って教えてくれました。

 

その講演内容に納得していたところで、あるスライド映像が流されて驚きました。

 

 

 

そこには、現在処方されているコ〇ナ治療薬のリストが示されていたのです。そのなかにレムデシビルがありました。

 

私は、先の動画(23・035)で、茂木誠さんとコ〇ナの病について語り合いました。

 


【そうきチャンネル】【特別対談】「茂木誠氏と語る」ウィリアム・アダムス 日米近現代史研究家 渡辺 惣樹(わたなべ そうき) 23.038 #渡辺惣樹 #わたなべそうき #そうきチャンネル

 

その中でも申し上げましたが、2020年頃から海外の医学文献を含めて情報収集を続けてきました。

 

世界保健機構(WHO)やアメリカ食品医薬局(FDA)などの決定にかかわる情報も収集していました。

 

 

その一方で、日本の厚労省の決定に関わる情報収集については些か疎かにしていました。

 

私はWHOがコ〇ナ治療薬レムデシビルを推奨しないと決めたことを知っていました。

 

 

 

ここに示したように、WHOは2022年11月20日付けで、コ〇ナ患者の重篤度合いに関わらずレムデシビルの処方は推奨しないと決定していました。

 

 

 

2020年11月20日付 WHO発表 (The ‘very, very bad look' of remdesivir, the first FDA-approved COVID-19 drug | Science | AAAS

 

 WHOの決定は暫定的であることは知ってはいましたが、日本の厚労省もWHOガイドラインに従っていると思っていました。

 

講演後に、私は、「いまでも日本ではレムデシビルが使われているのですか」と質問しました。

 

講演されていた方は医学研究の専門家でウィルスについての高度の知識を持ち合わせていましたが臨床医ではありませんでした。

 

ですから私の質問の真意についてはピンときておられませんでした。

 

私は、WHOが推奨していない治療薬が未だに日本では使用されていることに単純に驚いたのです。

 

 

 

講演後にこの薬の日本での扱いについて調べると次のような記事を見つけました。

 

NHKの2020年11月20日19時08分のネット記事です。

 

WHOのレムデシビル使用非勧奨の決定を受けての記事でした。

 

 

2020年11月20日 NHK報道 (https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201120/k10012721961000.html)

 

見出しは次のようなものでした。

 

「レムデシビルWHO入院患者への投与勧められないとの指針公表」

 

この見出しに次のような記事が続いていました。少し長くなりますが引用します。

 

「新型コ〇ナウィルスの治療薬として日本で特例承認されている、抗ウィルス薬レムデシビルについて、WHO(世界保健機構)は、世界各地の臨床試験を分析した結果、『死亡率の低下などにつながる重要な効果はなかった』として、入院患者への投与は勧められないとする指針を発表しました」

 

同記事は、このWHO指針に対しての厚労省の態度も併せて報じています。

 

「今回のWHOの指針について、厚生労働省は「承認時に根拠にした治験のデータが否定されたわけではないうえ、有効性がないという結果でもないため、承認について見直す予定はない」と話しています」

 

 

更に現場の声として、「レムデシビルは一人に25万程度かかるなど高価なこともあり、WHOは「推奨しない」と判断したのかもしれないが、命はお金よりも重いはずだ。

 

ほかに特効薬がでるまでは、私たちとしては引き続き使っていくことになる」

 

とある有名な医療センターの呼吸器内科部長のコメントを報じています。

 

私は、このNHKの報道を読んで、実に暗鬱な気持ちになりました。

 

WHOがレムデシビルを推奨しないのは、高価であるからではなく、効果がないからなのです。

 

 

 

急性腎臓障害

 

そしてNHKが報道機関としての義務を果たしていないではと思えるのは、この薬に急性腎臓障害の副作用があることが疑われていたこと、そしてこの薬品をFDAが承認した当初から反対の意見が多くあったことを一切書いていないのです。

 

 

 

 

 

2021年、国際腎臓学会(International Society of Nephrology)は、「レムデシビルを処方する医師は、その危険性にも留意したうえで、腎臓機能については十分なモニタリングが必要である」と注意を促しています。

 

 

 

私は医学の素人です。

 

しかし、仮に私がコ〇ナに罹患し、担当医がレムデシビルの処方を検討するようなことがあれば、その医師がどれだけ海外文献を読んでいるかを確認するでしょう。

 

医師の解説が、製薬会社あるいは厚労省の説明書によるものだけであれば、この薬の処方を拒否すると思います。

 

2020年10月28日、サイエンス誌は、「FDAレムデシビルを初めてのコ〇ナ治療薬として承認、しかしレムデシビル(の将来性は)は極めて怪しい」と報じています。

 

原文は、「The `very, very bad look` of remdesivir, the first FDA-approved-COVID-19 drug」となっています。

 

 

 

長い論文なのですが、そこには、この薬を認可したFDAが外部専門家の意見を聞かなかったこと、都合の悪い結果を示した治験データがFDAに報告されていないことなどが述べられています。

 

また極めて高額であること、製造メーカーは、効果がないとする治験データが明らかになった後でもその価格を下げることを拒否しているなどとも報じています。

 

私たちが現時点でアクセスできる情報を総合すれば、「WHOは推奨しておらず、急性腎臓障害が懸念され、FDAによる承認経緯が普通でない薬がレムデシビルである」と結論づけてよいでしょう。

 

茂木誠氏と、コ〇ナの病について語り合ったときにも申し上げましたが、

 

私たちは医学の素人です。そうであっても、懸命に海外文献に目を通さなければ、自身の身体は守れない時代になったのです。

 

 

 

 

コ〇ナ治療薬と言われるレムデシビルを巡るWHOと厚労省の見解の違いは、わたしのこの判断が間違っていないことを確信させてくれました。

 

 

 

 

 

レムデシビルとは?

 

この薬は、2013年から2016年の 西アフリカエボラウイルスの流行 での感染を治療するために推進された。 安全であることは判明したが、 エボラウイルス属 に対してはあまり効果的ではなかった。

 

 レムデシビルは、2013年から2016年の西アフリカエボラウイルスの流行のために 臨床試験 を急速に進められ、当時はまだ初期の開発段階にもかかわらず、少なくとも1人のヒト患者に投与された。 

 

予備的な結果は有望であり、2018年に始まったコンゴ民主共和国北キブ州でのエボラ出血熱流行の緊急事態の中で、病院での治験と共に、2019年8月まで使用された。 コンゴの保健当局によると、 モノクローナル抗体 治療(mAb114やREGN-EB3など)に比べてその有効性は有意に低かった。

 

 

 

 


【そうきチャンネル】『コ〇ナ治療薬・レムデシビル』・WHO/厚労省、どちらを信じる? 日米近現代史研究家 渡辺 惣樹(わたなべ そうき)23.040 #渡辺惣樹 #わたなべそうき #そうきチャンネル

 

 

動画制作:
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【そうきチャンネル】『コ〇ナ治療薬・レムデシビル』・WHO/厚労省、どちらを信じる? 日米近現代史研究家 渡辺 惣樹(わたなべ そうき)

コ〇ナ治療薬・レムデシビル WHO/厚労省、どちらを信じる?

 

 

 

日米近現代史研究家 渡辺 惣樹(わたなべ そうき)先生のYouTube動画のスクリプトです👇

 

 

ある高名な医学者の講演を聞く機会がありました。

 

その学者は、コ〇ナの病のメカニズムを見事なロジックで説明してくれました。

 

 

 

そのうえで、この病を引き起こすウィルスはすでに重篤な症状を引き起こせないほどに変異したことを、統計データを使って教えてくれました。

 

その講演内容に納得していたところで、あるスライド映像が流されて驚きました。

 

 

 

そこには、現在処方されているコ〇ナ治療薬のリストが示されていたのです。そのなかにレムデシビルがありました。

 

私は、先の動画(23・035)で、茂木誠さんとコ〇ナの病について語り合いました。

 


【そうきチャンネル】【特別対談】「茂木誠氏と語る」ウィリアム・アダムス 日米近現代史研究家 渡辺 惣樹(わたなべ そうき) 23.038 #渡辺惣樹 #わたなべそうき #そうきチャンネル

 

その中でも申し上げましたが、2020年頃から海外の医学文献を含めて情報収集を続けてきました。

 

世界保健機構(WHO)やアメリカ食品医薬局(FDA)などの決定にかかわる情報も収集していました。

 

 

その一方で、日本の厚労省の決定に関わる情報収集については些か疎かにしていました。

 

私はWHOがコ〇ナ治療薬レムデシビルを推奨しないと決めたことを知っていました。

 

 

 

ここに示したように、WHOは2022年11月20日付けで、コ〇ナ患者の重篤度合いに関わらずレムデシビルの処方は推奨しないと決定していました。

 

 

 

2020年11月20日付 WHO発表 (The ‘very, very bad look' of remdesivir, the first FDA-approved COVID-19 drug | Science | AAAS

 

 WHOの決定は暫定的であることは知ってはいましたが、日本の厚労省もWHOガイドラインに従っていると思っていました。

 

講演後に、私は、「いまでも日本ではレムデシビルが使われているのですか」と質問しました。

 

講演されていた方は医学研究の専門家でウィルスについての高度の知識を持ち合わせていましたが臨床医ではありませんでした。

 

ですから私の質問の真意についてはピンときておられませんでした。

 

私は、WHOが推奨していない治療薬が未だに日本では使用されていることに単純に驚いたのです。

 

 

 

講演後にこの薬の日本での扱いについて調べると次のような記事を見つけました。

 

NHKの2020年11月20日19時08分のネット記事です。

 

WHOのレムデシビル使用非勧奨の決定を受けての記事でした。

 

 

2020年11月20日 NHK報道 (https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201120/k10012721961000.html)

 

見出しは次のようなものでした。

 

「レムデシビルWHO入院患者への投与勧められないとの指針公表」

 

この見出しに次のような記事が続いていました。少し長くなりますが引用します。

 

「新型コ〇ナウィルスの治療薬として日本で特例承認されている、抗ウィルス薬レムデシビルについて、WHO(世界保健機構)は、世界各地の臨床試験を分析した結果、『死亡率の低下などにつながる重要な効果はなかった』として、入院患者への投与は勧められないとする指針を発表しました」

 

同記事は、このWHO指針に対しての厚労省の態度も併せて報じています。

 

「今回のWHOの指針について、厚生労働省は「承認時に根拠にした治験のデータが否定されたわけではないうえ、有効性がないという結果でもないため、承認について見直す予定はない」と話しています」

 

 

更に現場の声として、「レムデシビルは一人に25万程度かかるなど高価なこともあり、WHOは「推奨しない」と判断したのかもしれないが、命はお金よりも重いはずだ。

 

ほかに特効薬がでるまでは、私たちとしては引き続き使っていくことになる」

 

とある有名な医療センターの呼吸器内科部長のコメントを報じています。

 

私は、このNHKの報道を読んで、実に暗鬱な気持ちになりました。

 

WHOがレムデシビルを推奨しないのは、高価であるからではなく、効果がないからなのです。

 

 

 

急性腎臓障害

 

そしてNHKが報道機関としての義務を果たしていないではと思えるのは、この薬に急性腎臓障害の副作用があることが疑われていたこと、そしてこの薬品をFDAが承認した当初から反対の意見が多くあったことを一切書いていないのです。

 

 

 

 

 

2021年、国際腎臓学会(International Society of Nephrology)は、「レムデシビルを処方する医師は、その危険性にも留意したうえで、腎臓機能については十分なモニタリングが必要である」と注意を促しています。

 

 

 

私は医学の素人です。

 

しかし、仮に私がコ〇ナに罹患し、担当医がレムデシビルの処方を検討するようなことがあれば、その医師がどれだけ海外文献を読んでいるかを確認するでしょう。

 

医師の解説が、製薬会社あるいは厚労省の説明書によるものだけであれば、この薬の処方を拒否すると思います。

 

2020年10月28日、サイエンス誌は、「FDAレムデシビルを初めてのコ〇ナ治療薬として承認、しかしレムデシビル(の将来性は)は極めて怪しい」と報じています。

 

原文は、「The `very, very bad look` of remdesivir, the first FDA-approved-COVID-19 drug」となっています。

 

 

 

長い論文なのですが、そこには、この薬を認可したFDAが外部専門家の意見を聞かなかったこと、都合の悪い結果を示した治験データがFDAに報告されていないことなどが述べられています。

 

また極めて高額であること、製造メーカーは、効果がないとする治験データが明らかになった後でもその価格を下げることを拒否しているなどとも報じています。

 

私たちが現時点でアクセスできる情報を総合すれば、「WHOは推奨しておらず、急性腎臓障害が懸念され、FDAによる承認経緯が普通でない薬がレムデシビルである」と結論づけてよいでしょう。

 

茂木誠氏と、コ〇ナの病について語り合ったときにも申し上げましたが、

 

私たちは医学の素人です。そうであっても、懸命に海外文献に目を通さなければ、自身の身体は守れない時代になったのです。

 

 

 

 

コ〇ナ治療薬と言われるレムデシビルを巡るWHOと厚労省の見解の違いは、わたしのこの判断が間違っていないことを確信させてくれました。

 

 

 

 

 

レムデシビルとは?

 

この薬は、2013年から2016年の 西アフリカエボラウイルスの流行 での感染を治療するために推進された。 安全であることは判明したが、 エボラウイルス属 に対してはあまり効果的ではなかった。

 

 レムデシビルは、2013年から2016年の西アフリカエボラウイルスの流行のために 臨床試験 を急速に進められ、当時はまだ初期の開発段階にもかかわらず、少なくとも1人のヒト患者に投与された。 

 

予備的な結果は有望であり、2018年に始まったコンゴ民主共和国北キブ州でのエボラ出血熱流行の緊急事態の中で、病院での治験と共に、2019年8月まで使用された。 コンゴの保健当局によると、 モノクローナル抗体 治療(mAb114やREGN-EB3など)に比べてその有効性は有意に低かった。

 

 

 

 


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【そうきチャンネル】【特別対談】「茂木誠氏と語る」コ〇ナ騒動 日米近現代史研究家 渡辺 惣樹(わたなべ そうき)

【そうきチャンネル】【特別対談】「茂木誠氏と語る」コ〇ナ騒動 日米近現代史研究家 渡辺 惣樹(わたなべ そうき) 23.035 #渡辺惣樹 #わたなべそうき #そうきチャンネル

【そうきチャンネル】【特別対談】「茂木誠氏と語る」コ〇ナ騒動 日米近現代史研究家 渡辺 惣樹(わたなべ そうき) 23.035

 

 

 

 

信用に値するメディアは一体どこ?

 

 

 

 

 


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イベルメクチンとは何か

 

対談の中でコ〇ナ騒動に関しては、イベルメクチンがキーワードです。

 

 

イベルメクチン(メクチザン)

 

 イベルメクチンとは、北里大学特別栄誉教授の大村智博士が1974年、静岡県・川奈のゴルフ場近くで発見した微生物が生み出す「アベルメクチン」をもとにした化合物(誘導体)である。アメリカの製薬会社のメルク社との共同研究で、もともとは家畜やペットの寄生虫、回虫などの治療薬として1981年に開発された。

 

家畜の寄生虫や皮膚病、イヌのフィラリア症などの特効薬となり、動物抗生物質として、20年以上にわたって売上高世界トップを維持する記録的なヒット薬剤となった。

 

 

 

大村智教授について👇

 

 

ウィキペディアには、上記の薬がコロ〇に訊くという誤った情報によって、大村教授が必要以上に称賛されているような感じで書かれています。

 

 

大村 智(おおむら さとし、1935年(昭和10年)7月12日[1] - )は、日本の化学者(天然物化学)。北里大学特別栄誉教授、東京理科大学特別栄誉博士、薬学博士(東京大学)、理学博士(東京理科大学)。2015年ノーベル生理学・医学賞受賞。

 

土壌に生息する微生物がつくる化学物質の中から役に立つものを探し出す研究を45年以上行い、微生物の大規模な培養や有機化合物の特性評価を行う独自の方法を確立した。これまでに大村の研究グループは微生物が作る500近い新しい化合物を発見し、そのうち20種以上が医薬、動物薬、農薬、研究用の試薬として実用化されている。

 

1974年、静岡県の土壌から新種の放線菌を発見し、この放線菌が作り出す成分を元に米製薬メルクがアベルメクチンとその化合物イベルメクチンを開発した。抗寄生虫薬イベルメクチンは、熱帯地方の寄生虫感染症の治療薬として無償提供され、現在も多くの人を熱帯病による失明から救っている[8][9]。2015年には、ノーベル生理学・医学賞の半分が、アベルメクチンの発見を含む寄生虫感染症治療法の開発を評してウイリアム・キャンベルと大村智に共同で贈られ、残る半分はアルテミシニン発見を含むマラリアの治療法に関する発見をした屠呦呦に贈られた。

 

 

 

 

 

 

●茂木誠氏のYouTube「もぎせかチャンネル」はこちら👇

 

 

 

 

 

渡辺 惣樹氏の最近のコ〇ナに関するYouTubeはこちら👇

 


【そうきチャンネル】『コ〇ナ治療薬・レムデシビル』・WHO/厚労省、どちらを信じる? 日米近現代史研究家 渡辺 惣樹(わたなべ そうき)23.040 #渡辺惣樹 #わたなべそうき #そうきチャンネル

 

 


【そうきチャンネル】反ウクライナ戦争・反ワ〇チン・ロバート・ケネディJR出馬の真相 日米近現代史研究家 渡辺 惣樹(わたなべ そうき) 23.041 #渡辺惣樹 #わたなべそうき #そうきチャンネル

 

 

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